一度手放したBellroy Venture Sling 9L。
新しい生地・仕様になった現行モデルを見て、もう一度使ってみたくなりました。
旧モデルと何が変わったのか、実際に使って感じた差だけを書いています。
まず、なんで“もう一回”買ったの?
本品を買う前に、そもそも Bellroy Venture Ready Sling 2.5L が気になっていた時期 があったんです。
そのタイミングで、Ventureシリーズの新しいカラーや生地感、細部のデザイン変更があるという噂をネットで見かけて、「これは一回触って確認したい」と思って購入しました。
で、実際に手に取ってみたら──
すごく良かった。
色味も生地の軽さ・柔らかさも、ショルダーストラップの質感も、ジッパープルの仕様変更も全部しっくりきました。
だからこそ思ったんです。
前回の Venture Sling 9L は“かっこいいけど硬くて重い” という理由で一度手放したけれど、
この新ロットの質感なら、もう一度ちゃんと使ってみたい。
そういう流れで、“二度目の Venture Sling 9L” を迎えた感じです。
新旧ロットの違い(外観・生地・色・仕様の差分)
まず、カラーラインナップが大きく更新されています。
私は旧Ventureシリーズでは Venture Sling 9L(Black) と Venture Sling 6L(Night Sky:ネイビー) を持っていましたが、Night Sky は公式ページから完全に消滅。その他カラーも全体的に入れ替わっています。
今回購入したのは 新カラーの Fog。
外観そのものは大きく変わっていないですし、公式でも重量変更の記載はありません。
ただ、体感は圧倒的に軽い。
この「軽い」は“重さの数字”じゃなくて、背負った時の存在感そのものが違う感じで、旧ロットより明確に扱いやすい印象でした。
その分、旧ラインより 堅牢さはわずかに弱くなった印象。
ただ都市でのデイリーユースなら、新ラインの生地のほうがむしろ向いていると思います。
硬さが抜けたことで、物の出し入れが前よりスムーズになったのも良かったポイント。
旧モデル使用時のサイズ感や収納のクセについては、こちらの記事で詳しく書いています。
→ Bellroy Venture Sling 9L 旧モデルレビュー ⭐️⭐️
デザイン細部の改善点
すっきりした存在感のジッパープル
まず、ジッパープル。
旧ラインナップでは、太い紐を結んだ “パヤパヤ系” プルが採用されていて、
「丈夫なのはわかるけど悪目立ちする」というレビューを本当に頻繁に見かけました。
今回購入した Fog では、
細い紐+小さめの結び目 に変わっていて、
軽く自然に落ちるし、視界にノイズを生まない。
私的に、ここは完全に新ロットの良くなった点です。
また、メインコンパートメント背面に内ポケットがありますが、
そこのファスナーも旧ロットより軽く開閉できる感触です。
ここも使いやすくなり気に入っているポイントです。
ショルダーストラップの素材
旧ロットはシートベルト寄りの、
幅広・硬め・厚みのあるストラップで、見た目は強そうだけど、
荷物量や長さによっては身体を締め付けるように痛くなる瞬間が確かにあった。
新ロットでは素材感が変わっていて、
柔らかくて扱いやすく、身体に馴染みやすい方向のラインナップに感じました。
明確に“日常向け”になった印象。
バックルの仕様
両サイドの“ストラップ取り外し用バックル”も変更されています。
旧ロット(Black / Bronze)と
新ロット(Fog / Deep Ocean / Safari)では、
オスとメスの向きが逆になっているのを公式写真で確認しました。
普段そこを触る人には気づきやすい仕様変更。
耐水ファスナーの変化
旧ロットの耐水ファスナーは
「いかにも雨に強そう」なゴツい仕様で、実際軽い雨なら全く問題ありませんでした。
ですが、新ロットのジッパーは数回 “え、ちょっと滲んでない?” と思った瞬間がありました。
ライト化した方向性はとても好印象ですが、
ここだけは旧モデルのほうが信頼度が高かったというのが正直な感想です。
実際使ってみて“前と同じ”“前と違った”ポイント
Venture Sling 9L自体の基本的な良さについては、既存記事で触れているのでそちらを前提にします。
旧ロットは、ちょっとした外出には明らかにオーバースペックでした。
重さも硬さもあり、近所の図書館や軽い買い物といった用事には気分が合わない感覚があったと思います。
新ロットは、不要な物を抜いて必要な物だけ入れれば、
そういう軽めの外出にも普通に持っていけるバランスになりました。
中身が少なければバッグ自体はかなり軽く感じますし、
それでいてキャパシティはしっかりあるので、
ウォーターボトルや単行本、投函物などの“少し追加したい荷物”にも余裕があります。
ずっと同じバッグを使い続けたいタイプの人でも、
以前よりストレスはかなり少ないと思います。
フロントポケットの使い勝手
旧ロットは生地がしっかりしすぎていて、
フロントポケットに大きめのスマートフォンを入れるのもスムーズではありませんでした。
私はワイヤレスイヤフォンを同時に入れることが多いのですが、
同じスペースに入れるとかなり使いづらかった記憶があります。
新ロットは、メインコンパートメントに過剰な荷物を入れなければ、
フロントポケットの出し入れはかなりスムーズになりました。
スマートフォンは取り出し頻度が高いので、
ここが改善されたのはかなり大きいです。
イヤフォンを一緒に入れてもストレスがない点は、旧ロットとの明確な差でした。
サングラスポーチ
サングラス用ポーチについては、おそらく仕様変更はありません。
ただ、この装備は相変わらずかなり有用です。
正直、このポーチだけオプション販売して
他バッグにも取り付けられるようにしてほしいと思うくらい、
完成度が高いパーツだと思います。
メインコンパートメント内のメッシュサイドポケット
メイン内部のメッシュサイドポケットも仕様自体は同じですが、
旧ロットは外側素材が硬く、出し入れが億劫でほぼ使っていませんでした。
新ロットでは生地が柔らかくなったことで、
ここはかなり積極的に使うようになっています。
例えば
・バータイプの栄養機能食品
・飲料のミニボトル固定(こぼれた際の被害拡大防止)
・ミニタオル収納
など、ちょっとした物の定位置としてかなり便利です。
サイズ感(低身長目線)
低身長の自分が持つと、
バッグがやや大きく見える印象は引き続きあります。
ただ、現在は秋冬の厚着シーズン中心で使っているため、
服にボリュームがあるとバッグの大きさはそこまで気になりません。
この点は季節によって体感が変わりそうです。
キークリップの長さ
フロントポケットのキークリップについては、
バッグサイズに対して紐がやや短めに感じます。
私は手持ちのストラップを追加して延長して使っています。
ここは好みが分かれる部分かもしれません。
全体の質感変化について
全体的に、新ロットは少し軽やかな質感になっています。
以前より“しっかりはしているがペラっとした”方向に変化した印象。
私はこの変化は好みですが、
頑丈さや重厚感を重視する方にとっては
旧ロットの方が魅力的に感じるかもしれません。
もし旧仕様が好みの場合は、
在庫があるうちに旧ロットを選ぶという判断も十分アリだと思います。
⬆️ リンクは、新ロットから登場したニューカラーのDeepOcean。
結論|新モデルは買いか?(旧ロット経験者目線)
結論から言うと、
旧ロットの「硬さ・重さ」が気になっていた人にはかなりおすすめです。
一番大きい変化は、生地の質感。
本当に扱いやすくなりました。
旧ロットを使っていた時期から少し間が空いているとはいえ、
今回触ってみて「ほぼ別物では?」と感じたくらい違います。
バッグの構造自体はそのままなので、
Venture Sling 9L特有の
ポケットが多く立体的な構造の面白さはちゃんと残っています。
そのままに、
使用感だけが軽くなった印象です。
なので、
・構造がしっかりしすぎて出し入れに引っかかりを感じていた
・生地が硬くて、自分の服や体格に合わない気がしていた
・かっこいいけど、正直ちょっと疲れるバッグだった
こういう感覚があった人には、
新ロットはかなり合うと思います。
逆に、
旧ロットのあの硬さや重厚感が好きだった方、
使用感に特に不満がなかった方は、
無理に買い替える必要はないとも感じました。
旧ロットの「硬いかっこよさ」は、
今回の軽やかさとはまた別の魅力があります。
カラーについても、
新ロットはニュアンス寄りのトーンが増えた一方で、
旧ラインにあったブラックやネイビー系の重さ・締まり感は
また別物として良さがあります。
なお、生地だけでなく
内ポケットや背面ポケットに使われている内部素材も柔らかくなっており、
全体的に物の出し入れはかなりスムーズになりました。
「硬い生地感のバッグは、なんとなく使っていて疲れる」
そう感じるタイプの方には、
今回の新モデルはかなり扱いやすくなっていると思います。
旧モデルの使用感やサイズバランスを先に確認したい方は、こちらも参考になると思います。
→ Bellroy Venture Sling 9L 旧モデルレビュー ⭐️⭐️
⬆️ リンクはブラックですので、おそらく旧ロットの質感になりますが、
格好いいので是非ご覧になってください。
⬆️ 6Lバージョンには、新ロットのニューカラーSafariも。チェケラ !!!
