モンベル U.L.MONO バッグ Mについては、ネット上でも詳しいレビューが少なく、情報が限られています。
そこで本記事では、実際に頻繁に使って感じたポイントや特徴を、できるだけ濃厚にお伝えします。
モンベル製品といえば登山やアウトドアを想定したギアが中心ですが、このレビューはあくまで街での日常使い・旅行での活用を前提として購入し、使用したレビューとなっています。
「アウトドア用品を普段使いしてみたい」「シンプルで機能的なサブバッグを探している」方のご参考になれば幸いです。
montbell U.L.MONO バッグ Mとは?概要と特徴
商品名・サイズ・しらたま所有カラー
mont-bell U.L.MONO バッグ M
容量:14L
カラー:ブラック (BK)
サブバッグやエコバッグとして使いやすいサイズ感で、シンプルながら実用性に優れたモデルです。
利用シーン
montbell U.L.MONO バッグ M は、日用品の買い物や、メインバッグに入りきらない荷物を入れるサブバッグとして大活躍。
エコバッグ代わりにも使えて、購入以来いつも持ち歩いています。
また、アウトドア用ではなく、日常での取り回しを重視して選んだので、リュックタイプではなくワンハンドルトートタイプを選びました。
見た目の印象
現在私のEDCバッグである、Bellroy Venture Sling 6Lと一緒に持っても” too much感 “が出ず、携帯性と汎用性を両立できる、絶妙なバランスを求めていました。
実は当初、Bellroy Venture Sling 6LとBellroy Lite Totepackを併用しようと思いましたが、両方ともメイン級の存在感があり、日常遣いではやや大仰に感じました。旅行やテーマパークなど非日常シーンなら、多少大きなバッグの組み合わせも違和感はありませんが、普段使いには「もっと軽やかに持てるサブバッグ」が必要でした。
そこで選んだのが、すでに2つ所持していて素材感やカラーを把握していたmont-bell U.L.MONO シリーズ。オンラインでぶっつけ購入しましたが、届いた時の印象はとても好感触でした。
特に「大きい水筒」「羽織もの」「折りたたみ日傘」を入れられる、大きすぎずちょうど良いサイズ感が決め手。
Lサイズもありますが、横幅が10cm小さいMサイズはサブバッグとして主張しすぎず、持ちやすい絶妙なサイズ感で、選んで正解だったと思います。
また、モンベル U.L.MONO シリーズはカラフルなカラーだと中身が透ける印象があったので、今回もブラックを選びました。
口コミ・評判(+しらたまの実感)
他の人の口コミで印象に残った内容
多くのレビューでよく言われているのは、「ポケッタブル仕様で軽く、コンパクトに畳めてループ付きだから持ち運びが楽」という点です。確かにサブバッグとして常備するには大きな魅力ですね。
私はBellroy Venture Sling 6Lと組み合わせて2個持ちすることが多く、家からそのまま買い物に行くときはいつも広げた状態で使っています。購入してから一度も畳んで持ち歩いたことがないくらい、ヘビーユースしています。
以前からモンベル U.L.MONO ポーチ M や モンベル U.L.ナップサック を持っていたので素材や質感は想像通りでした。一方で軽すぎるがゆえに、毎度きっちり畳むより内部ポケットにクシュクシュっと押し込む運用が多いです。その結果、「小さくスマートに折りたためる」というより、ころんと丸い形状になって「軽いけど意外と小さくはない」という感じになります。
そして、ショルダーバッグやスリングの外側にループで付けた時に「見栄えがいい」というタイプではありません。各所レビューではポケッタブル仕様と便利さは語られていますが、ポケッタブルループを使って実際に外付けした際の見た目についてはあまり触れられていないので、この点は実体験として補足しておきます。
実際に使ってみて感じたこと(日々の使い勝手)
モンベル U.L.MONO ポーチ M を実際に使うと、入れる物によっては重みで底が少し下がりますが、素材の無骨さがあるのでだらしない印象にはなりません。サブバッグとして持っても主張が強すぎず、ほどよく雰囲気を足してくれます。
普段のちょっとした買い物用エコバッグとしても便利ですし、バッグ2個持ちのサブバッグとしても最適。特に容量面では、montbell U.L.MONO バッグ L(19L)だと大きすぎてBellroy Lite Totepack(18L)と変わらない印象になり、バッグ2個持ちするにはかさばる印象です。その点、montbell U.L.MONO バッグ Mは14Lという絶妙なサイズ感で、小さすぎずバランスよくマッチします。サブバッグにしては頼りになるサイズ感です。
素材はしっかりしていて機能的、それでいて軽量。
「デイパックほど大容量(18–20L)はいらないけど、小さすぎず素材も機能的で、日常使いしやすくて頼れるサブバッグが欲しい」という方には、montbell U.L.MONO バッグ Mをおすすめします。
メリット・デメリット
モンベル U.L.MONO バッグ Mのメリット
- 軽量で丈夫
モンベル製品らしく素材がしっかりしていて、防水性にも安心感があります。普段から気軽に持ち出せるのはもちろん、多少ラフに扱っても耐久性に不安がないのが嬉しいポイントです。 - ワンショルダー取っ手の安心感
一般的なトートのように取っ手が二本ではなく、一本に繋がっているタイプ。肩掛け時の出し入れはややしづらいものの、ファッション性は高め。さらに、取っ手が分かれていないので死角が生まれにくく、バッグに何かを入れられたり取られたりしづらい安心感があります。 - バッグインバッグにも使いやすい
montbell U.L.MONO シリーズ全般にいえることですが、素材が滑らかで摩擦が少ないため、大きなバックパックにそのまま収納するのもスムーズ。例えば、私が旅行時に使用しているBellroy Lite Travel Pack 38Lの前面下方ポケットに、折り畳み傘や水筒、羽織ものを入れたモンベル U.L.MONO バッグ Mごと放り込めてストレスなく使えます。
モンベル U.L.MONO バッグ Mのデメリット
- ジッパーがない
元々ジッパー付きが欲しかったのですが、モンベル U.L.MONO バッグ Mには非搭載。ただし実際に使っていて困る場面はなく、むしろ「ラフさ」を保てるので結果的に納得しています。代わりに、開口部には締め幅を調節できるバックルが付いています。食料品などたくさんを入れて、安定感がない時に念の為バックルを締めています。 - 小物収納には不向き
柔らかく軽い素材なので荷物によって形が崩れやすいですが、大きなものを入れる分には不便は感じません。ただし、iPhoneなど重めの小物だけを入れると沈んでしまって迷子になります。自立は当然しません。 - 斜めがけは非現実的
一応斜めがけは出来なくもないですが、ストラップが短めなので実用性は低め。身長が低い自分(153cm前後)でも短すぎて快適には使えないので、基本的に斜めがけとしては使えないと思います。 - 肩から落ちやすい
肩にかけて使うと、体型によってはかなり滑り落ちやすいです。私がそうなのですが、肩がなだらかで小さい人は注意してください。夏服のみでの使用ですが、中身が多めなら大抵は安定します。けど入れる物によって、また荷物が少ないと顕著に落ちやすくなります。ただし肩幅がしっかりある人や、持ち手が肩によく引っかる方ならあまり気にならないと思います。
メリット・デメリットをまとめると、軽さと機能性、そしてシンプルで街にも馴染む無骨なデザインが魅力のモンベル U.L.MONO バッグ M。小物を整理したい方には向いていませんが、大きなマイナス点は少なく、サブバッグや普段の買い物用バッグとして、ラフに持ち歩ける軽量バッグを探しているならバランスの良い選択肢です。
こんな人におすすめ/向かないかも
向いている人
- 貴重品とそれ以外を分けて持ちたい人
財布・スマホ・鍵などの必須アイテムをまとめつつ、その他の荷物をざっくり分けて持てます。 - デイパックほど大きくなくてもいいけど、そこそこ容量は欲しい人
ペットボトルや大容量の水筒、折りたたみ傘、羽織ものくらいなら余裕で入るので、大抵の用途にはぴったり。 - 清潔感やメンテナンス性を重視する人
mont-bell U.L.MONO バッグ Mは洗濯後すぐ乾くのですぐ使えます。私はかなり潔癖気味のため、洗濯非推奨のバッグでも物によってはガシガシ洗うのですが、こちらは洗いやすいので潔癖気味の方でも便利に使えます。ただ、洗濯可能か否かの記載は現状見当たらなかったので、自己責任になります。 - 旅行や普段のサブバッグを探している人
軽量・丈夫で持ち歩きやすく、サブバッグ用途にとても便利です。
向かないかもしれない人
- これをメインバッグにしたい人
仕切りやポケットがほぼないため、日常使いのメインバッグとしては不便かもしれません。 - 仕切りや収納性を重視する人
中身がざっくり一室なので、細かいものを持ち運びたいならポーチや小物整理が必須になります。 - 形崩れが嫌いな人
柔らかい素材なので荷物の量で形が変わります。型崩れしないバッグや自立するバッグを求める人には不向き。 - きっちり閉めたい人
ジッパーやフラップで完全に閉めたい人には合わないかもしれません。
まとめると、貴重品や頻用する物は取り出しやすいバッグで別に持ちつつ、日常のサブバッグや買い物用として気軽に使いたい人にぴったりです。メインバッグで使う予定の方や、小物を細かく整理したい方は別のタイプを検討するのをおすすめします。
よくある疑問・FAQ
Q. 値段はどうだった?高い?納得感ある?コスパは?
mont-bell U.L.MONO バッグ M の価格は、「ペラっとした汎用バッグ」と捉えると安くはないですが、私は基本的に「安かろう悪かろう」「良かろう高かろう」と考えるタイプなので、不満はまったくありません。
コスパについても「使い方次第で育てるもの」と思っています。これからもガシガシ使い倒して、自分なりの価値を高めていきたいと思います。
Q. 容量はどのくらい?どんな荷物が入る?
これはmont-bell U.L.シリーズあるあるですが、実際に入れてみると「無限容量感」が強いです。
例えば mont-bell U.L.MONO ポーチ M(1.4L) や mont-bell U.L.ナップサック(13L) も、公式の容量以上にしっかり入る感覚がありました。素材が柔らかい分、形が変わってたくさん入るように感じるんでしょうね。
ただし、調子に乗って入れすぎると当然かなり重くなります。しかも肩紐は重さを分散するタイプではないので、長時間の重い荷物には不向きです。
Q. 防水性や耐久性はどう?雨の日でも使える?
まだ激しい雨の中では使っていませんが、モンベル製品なので防水性・耐水性は信頼できるレベルだと思います。
汚れについても、今のところ目立ちません。むしろ色味と素材感のおかげで「汚れが見えていないだけ」かもしれませんが、少しの汚れならサッと拭き取れそうです。
そのため、街中だけでなくビーチや温泉旅行でも安心して使えると思います。
追記 : この前、そこそこ暴風雨の中で持ち歩きましたが、浸水していなかったです。安心して持ち運べました。
まとめ
mont-bell U.L.MONO バッグ Mを一言でまとめると…「汎用性が高すぎるサブバッグ」!
温泉やプール・ビーチバッグとしてはもちろん、毎日の買い物や旅行の予備バッグとしても活躍します。特に「貴重品は別に持ちたい」「デイパックほど大きくなくていい」という人にとって、まさにベストな相棒になります。
ただし注意点として、サラサラした素材ゆえに肩から滑り落ちやすいことがあります。服の素材、体型や荷物量によっては気になるかもしれませんが、それでも使えるシーンの幅広さは圧倒的です。
私は今後、新たにサブバッグを購入したら比較レビューする予定ですが、それでもこのモンベル U.L.MONO バッグ Mはまだまだ日常でも旅行でもガシガシ持ち歩いて使い倒す予定です。
汎用性の高いサブバッグを探している方には、間違いなくおすすめできます!
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