※上記および本文中リンクについて。この記事で紹介している「Bellroy Lite Travel Pack 38L」は、現時点でリンク取得ができないため、容量は異なりますが、外観・仕様は近いため機能や素材の参考にどうぞ。
Bellroy Lite Travel Pack 38Lを購入し、3泊4日の国内旅行で実際に使用しました。その体験をもとに、容量、使い勝手、デザイン、背負い心地などを詳しくレビューします。
圧倒的な容量と軽量性
初めて背負ったとき、「でっか!」というのが率直な感想でした。これまで使ってきたキャリーバッグはせいぜい32L。ましてやリュックでこのサイズは初体験。「ワンバッグトラベル」──つまり、手荷物ひとつで旅行したいという思いから購入しました。
実際の収納力(3泊4日旅行で検証)
先日、3泊4日の国内旅行にこのバッグ1つで行ってきました。思ったよりも「パンパンになるな」という印象で、「いくらでも入る」ほどの無限容量ではありません。
今回入れたもの(※一部はポーチ・ジップロック使用):
- Bellroy Lite Daypack(サブバッグ)
- ヘアアイロン(耐熱ケース入り)
- 無印のナイロンメイクポーチ
- 薬や充電器など(ジップロックに)
- アーモンド入りジップロック(おやつ用)
- お風呂セット
- 予備マスク、着替え(Zucaのパッキングポーチ使用)
- 中程度の単行本、ストール
- 外ポケット上部:スマホスタンド、グミ、ガム、折りたたみエコバッグ、ミニペンなど
- 外ポケット下部:550mlペットボトル、雨傘、春用アウター
全部入れると、見た目はかなり膨らみます。BellroyのLiteシリーズは素材が軽くて柔らかいため、その分形も変わりやすく、工夫しないと“冷蔵庫背負ってる感”が出ます(私は身長153cm・中肉体型です)。
背負い心地とフィット感
満タンまで詰めると、やっぱり重いです。でも、ただ手で持つよりは背負った方が楽に感じました。パッドがいいのかもしれません。
背負ってみると「意外とマシ」と思える程度。ただし、Liteシリーズは軽量設計なので、バッグ自体が軽いぶん、内容物の重みがダイレクトに伝わります。
また、私くらいの体格だと、頻繁に背中から下ろしたり上げたりという動作は難しいと感じました。取り回し用にミニバッグ(私はBellroy Lite Sling Miniを併用)があると快適です。
使い方が問われるバッグ
このバッグ、良くも悪くも「使い方がすべて」です。外ポケットに嵩張るものを入れすぎてしまい、バッグ全体が膨張して見えるようになってしまったのは反省点。
収納設計は非常にシンプルで、ポケットが多いわけではありません。でも、それも含めて「使い方はユーザー次第」という思想。軽さを優先した設計だと感じます。
Bellroy Lite Travel Pack 38L、買ってよかった?
正直、まだ“買ってよかった!”とは言い切れていません。けれど、私自身の使い方やパッキング方法をブラッシュアップできれば、このバッグの本当のポテンシャルを引き出せると思っています。
何より、このバッグをきっかけにBellroyを知りました。長方形寄りの形、左右から大きく開くクラムシェル型、そして他人とかぶりにくい雰囲気。さらに、機内持ち込みサイズの上限に近い容量でありながら、柔らかい素材で多少の圧縮にも対応できる──そんなバッグを探していた私にとって、これは理想にかなり近いものでした。
ちなみに、Bellroy公式ストアから海外発送で購入しています。
総評(まとめ)
- 容量は十分。ただし無限ではないので要工夫
- 軽量だけど、重さは確実に感じる
- 収納力より“使いこなし力”が試されるバッグ
- Bellroyファンならまず試して損なし
使い方のハックを見つけたら、またこのブログでシェアしたいと思います。