※このレビューは旧版です。より詳しい収納例や使い方、類似モデルとの比較などを追記した最新記事はこちら:Bellroy Lite Sacoche【完全版レビュー】|収納例・リアルな使用感・他モデルとの違いも解説
Bellroyのサコッシュラインのひとつ「Bellroy Lite Sacoche」を実際にしばらく使ってみました。ポーチのような感覚で使える便利さや、気になった点について、率直な感想を交えてレビューします。
良かったポイント:仕分け力と気楽さが魅力
仕分けポケットが多く、小物をそのまま収納できるので、まさに「ポーチのように気軽に持てるバッグ」という印象でした。スマートフォンも無理なく入るサイズ感で、日常使いにちょうどいい。
「バッグ→ポーチ→小物」と二重・三重に探す必要がなくなり、使っていてストレスが少ないのが大きな魅力です。
キークリップも実用的。今までのバッグでは「付いているだけ」なことが多かったのですが、このクリップは伸びないタイプで、適度な長さがあって実用性が高い。最初は「内ポケットと繋がっていたらもっと便利かな?」と思ったものの、使ううちに気にならなくなりました。
装着スタイルによって印象が変わる
片方の肩に掛けたとき、バッグの形が綺麗に引き立つのが印象的でした。私は基本的に「クロスボディ+肩フリー」で使うスタイルですが、このバッグに関しては、あえて片掛けしたほうがスタイルのバランスが良く見えました。
軽量で多用途。旅行のサブバッグにも
非常に軽量なので、メインバッグの中に仕分け用として入れておくサブバッグとしても活躍しそうです。旅行時の行動バッグや、荷物の整理用ポーチとしても優秀。使い方次第でいろんなシーンに対応できる柔軟さがありました。
気になった・人を選ぶかもしれない点
iPhoneを身体側のポケットに収納しようとしたところ、縦に入れても中で横倒しになりやすく、少し取り出しにくい印象を受けました。バッグ自体の高さがあるぶん、ちょっとしたコツが必要かもしれません。
また、小物以外のサイズの物(例:薄型ポーチなど)を複数入れると、装着したまま中身を出し入れする際にやや煩雑さを感じました。バッグを身体から外して使うなら問題ありませんが、体につけたまま使いたい人は注意が必要です。
ブラックを選んだため、中身の視認性も若干悪く、暗い場所では探し物がしづらい場面もありました。
そしてもう一点、ショルダーストラップが細めなので、荷物を多く入れると肩に負担を感じやすいです。軽量な荷物で使うならスマートに見えますが、容量を詰め込む用途にはやや不向きかもしれません。
Bellroy Lite Sling Miniとの比較と手放した理由
私はなるべくお気に入りのバッグを少数精鋭で運用したい派です。似たサイズ・用途のバッグが複数ある場合、片方を手放すようにしています。
「Bellroy Lite Sacoche」はとても気に入っていたのですが、その後「Bellroy Lite Sling Mini」を購入したところ、自分の使い方にはそちらの方がフィットしていたため、「Lite Sacoche」は手放すことにしました。
まとめ:ポーチ的サコッシュを探している人にはぴったり
とはいえ、軽量でポーチ感覚で使えるサコッシュを探している方にとっては、Bellroy Lite Sacocheは非常に有力な選択肢になると思います。
実際にしばらく使ってみて、「これは確かに人によってはすごくハマる」と感じるポイントが多くありました。