旅行でも通勤でもなく、「荷物が多い日に一日中外出する」ためのちょうどいいバッグを探していて、出会ったのが【Bellroy Lite Totepack】です。
今回は、その用途で選んだBellroy Lite Totepack(ベルロイ ライト トートパック)について、購入の決め手から実際の使い勝手、良い点・惜しい点まで、自分の言葉でしっかりレビューします。
Bellroyのバッグを複数使ってきた中で「これは盲点だった…!」と感じたアイテムなので、同じように用途で悩んでる人にはぜひ読んでほしい内容です。
Bellroy Lite Totepackとは?
Bellroy Lite Totepackのレビュー|基本スペックと特徴
今回レビューするのは、Bellroy Lite Totepack。
容量は18L(ワンサイズのみ)で、カラー展開は5色。その中からBlack(ブラック)を選びました。
シンプルながらもスタイリッシュな見た目で、男女問わず使いやすい印象です。
Bellroy Lite Totepackの使い道と活用シーン
このBellroy Lite Totepackを選んだ理由は、荷物が多くなる日にしっかり対応できること。
日常の中でも、
- 折り畳み日傘や冷房対策の羽織ものなどを持ち歩く日
- タオルやウォーターボトルなどを持参する夏場
など、「ちょっと荷物がかさばる」シーンで使いやすそうだと感じました。
現時点ではまだ通勤や旅行では試していませんが、今後実際に使用したらBellroy Lite Totepackレビューを追記予定です。
なぜこのバッグを選んだのか?
正直、このバッグはBellroyでバッグ5個目を買うまでノーマークでした。
公式サイトでもあまり推されておらず、今まで購入候補に入ったことがなかったんです。
でも、夏場になると問題が発生。
- スリングバッグ(小型バッグ)ではタオル・日傘・ウォーターボトルが入らない
- スリングで片肩に重い荷物をかけて一日歩くと疲労が蓄積
- かといって、デイパックは背負う⇄降ろすの手間が多く使いづらい
この3つの悩みを全部まるっと解決してくれそうなのが、この Bellroy Lite Totepack だったんです。
トート×リュックのハイブリッド構造が魅力
このライトトートパックは、トートとして手持ちや肩がけもできるし、リュックとして両肩で背負うこともできる、いわばハイブリッド仕様。
「取り回しの自由さ」と「荷物の重さに耐えうる安定性」を両立していて、
他のBellroyバッグでは見つけられなかった機能性に惹かれました。
口コミ・評判(+自分の実感)
他の人の口コミで気になった点と共感したこと
まず気になったのは、前面コンパートメントのジッパーについて。
「真ん中部分で一旦固くなり開けづらい」という口コミを見かけていて、実際に使ってみたら本当にそうでした。
交換を考えたほどでしたが、何度か開け閉めするうちに馴染んできて、今ではさほど気にならなくなっています。
ただこの影響で、奥側のポケットには頻繁に使うものは入れにくいと感じています。
逆に言えば、落としたくないもの・貴重品・たまにしか取り出さないものを入れるにはちょうどいい場所かもしれません(例:財布など)。
もう一つは、リュックストラップの余る部分がかなり動くという点。
これは調整部分ではなく、ぶらぶらと揺れるのがやや気になるところです。
とはいえ使用上の問題はなく、慣れてしまえば気にせず使える範囲内だと感じています。
ちなみに、YouTubeで「ディズニーランドで使ってめちゃくちゃ良かった」というレビューを見て共感。
アミューズメントパークなど、アクティブに動く日には本当に相性が良さそうです。
実際に使って感じたこと
正直、トートパック的なスタイルは好みが分かれるだろうし、私自身も実物を見るまではノーマークでした。
でも、さすがはBellroy。届いてみたらスマートかつ絶妙に可愛い印象で、かなり気に入っています。
荷物をあれこれ入れると重くなってしまい、結局リュックスタイルで背負うことになることも多いですが、
「一旦肩掛けもできて、バックパックより取り回しやすい」という点は安心感があります。
荷物が少ない人なら、もっとスマートに使いこなせるはずです。
私は荷物が多めなので若干の扱いづらさもありますが、これはバッグのせいではなく自分のせいなので許容範囲です。
特に気に入っているのが、以下の3つの“大きめ荷物”をしっかり収納できること:
- 雨天兼用の傘
- 容量多めの水筒(特に夏は1000ml)
- エアコン対策の羽織もの
この3つがしっかり収まるだけで、私の中では Bellroy Lite Totepack への評価がかなり高いです。
ポップポケットの活用と内部収納の感想
メインコンパートメント内のポップポケットはかなり優秀。
片方には日傘を、もう片方には羽織ものを入れると、底に沈まず整理しやすいのが嬉しいポイントです。
さらに、ポケットが広いので、日傘を畳まずそのまま突っ込んでも大丈夫というのもストレスフリーで気に入っています。
また、500ml前後の水筒なら前面コンパートメントの左側にも収納可能。
私は夏場に1000mlの大きめ水筒を持ち歩くことが多いですが、それもメインコンパートメントにしっかり入るので安心です。
バッグ内で倒れたり迷子にならない設計もポイント高いです。
ただし、細かい小物の収納にはやや弱い印象があります。
実際に「サッと取り出したい小物」を収納できるポケットは実質1か所
ミニポーチなどを活用して整理するのが良さそうです。
メリット・デメリット
Bellroyトートパックのここが便利!使用して感じたメリット
- 実質ポケットになるストラップ収納部:
本来はクリップ式バックパックストラップの収納スペースですが、底が閉じてあることでポケットのように使えます。
マスクやクリアファイルを入れるのにちょうど良いし、ラップトップも無理なく入ります(ただし雨の日はNG、蓋ができないので)。 - ポップポケットの実用性:
使わないときはすぐにフラットに戻せる設計が良いけど、私はいつも使っているので常に開いた状態です。
日傘・羽織りものなど、底に沈んで欲しくないアイテムの収納に最適。 - キークリップの使い道:
前面コンパートメントについているキークリップに、細かいものを入れたミニポーチをカラビナで引っ掛けて使ってます。
バッグ内で沈んでもサッと引き出せるようにしている工夫です(※備え付けポケットがあれば不要かもしれませんが、現状では便利)。 - 肩掛け・背負いのハイブリッド:
一番気に入っているのは肩掛けも安定してできるし、重くなったらリュックとして背負えるところ。
しかもこの手のバッグにしては珍しく、トートハンドルが長めで、手がふさがりがちな人にはかなり嬉しいポイントです。
(多くのバッグは持ち手が短くて、手で持つしかなく、地面に付いてしまいそうになります)
Bellroy Totepackレビュー|ここが惜しい・注意点
- 小物用のポケットが少なすぎる:
軽さや容量確保のためだとは思いますが、メインコンパートメントに薄いポケットがあれば、細かいものの置き場に困らなかったはず。
現状ではポーチの使用がほぼ必須になります。 - 荷物を入れると形がもったりしやすい:
大容量である反面、たくさん詰め込むとバッグ全体のフォルムがやや不安定になりがち。
リュックとしての底の形が三角形っぽく独特なので、それも関係しているかもしれません。 - ファスナーが硬くて素肌に擦れる:
耐水コーティングされたしっかりめのファスナーは、閉めた状態で無理に手を突っ込むと手の甲が擦れて痛いです。
雨対策のためとはいえ、開閉時はちょっと注意が必要。 - トートバッグスタイルだとやや大きすぎる:
私は身長が低いので、トートバッグとして持ったときに少し大きく見えてしまう感じがあります。
背負えば気にならないので、身長との相性は使い方によって差が出るかも。
よくある疑問・FAQ
Q1. 容量は?どのくらい荷物が入る?
公式情報では容量18Lとのことですが、実際に使ってみるとそれ以上に入る印象があります。
同じシリーズのBellroy Lite Daypack(20L)も持っていますが、それと比べてもLite Totepackのほうが若干入るような感覚があります(※体感レベルですが)。
たとえば…
- 大きめの折りたたみ傘
- 1000mlの水筒
- 羽織もの(エアコン対策)
- 単行本数冊
…などを入れてもまだ余裕があり、前面コンパートメントも広がる仕様なので、容量に対する満足度はかなり高めです。
slingタイプのBellroyバッグは「思ったより入らない」と言われることもありますが、Bellroy Lite Totepackは逆に18L以上に感じるくらいです。
ただし、入れる荷物の種類や形との相性にもよると思います。
Q2. 防水性・耐久性は?雨の日にも使える?汚れやすい?
雨天時にはまだ使用していませんが、現時点(購入後約2ヶ月)では破れ・ほつれ・不具合などの耐久面の問題は一切なしです。
表面にはたまに白っぽい擦れ汚れのようなものがつくことがありますが、前面が少しくしゃっとしたデザインなので目立ちにくく、気になるほどではありません。
完全防水ではありませんが、軽い雨なら撥水性能で十分カバーできそうな印象です。
まとめ
このBellroy Lite Totepack レビューを一言でまとめると?
とにかく夏に、いろんなものを持ち歩いて長時間外出する日には、このライトトートパックがちょうどいいです。
メインコンパートメントの収納可能なポップポケットを活用することで、嵩張るものを独立させて収納したり、収納を畳めば大きめの荷物もまとめて入れられます。
これまで何度もバッグを買い換えてきましたが、このBellroy Lite Totepackは、使っていて「あれが足りないな」「別のバッグを探したいな」と思うことがあまりなく、現時点では落とし所のバッグになっています。
今後は、同じく愛用しているBellroy Venture Sling 6Lと、このLite Totepackの2本軸で運用していく予定です。
使い続けて新たな気づきがあれば、また改めてBellroy Lite Totepackレビューとして追記したいと思います。